どうもぼぶです。今回は南ウェールズのニューポートにブリュワリーをかまえるTiny Rebel(タイニーレベル)のビールCLWB TROPICANA(クラブトロピカーナ)を紹介したいと思います。
Tiny Rebel Brewingとは
タイニーレベルブリューイングはイギリスを構成する4つの国の1つウェールズにある、かつては炭鉱業で栄えた都市、ニューポートで2012年に誕生したマイクロブリュワリーです。祖父からホームブリューイングを教わったガレス ウィリアムと義兄弟のブラッドレイ カミングスの2人の趣味が高じて設立したブリュワリーですが設立1年目の年のウェールズのビアコンペで3冠を獲得するなど当初からクオリティーの高いビールを作っていてウェールズのみならず瞬く間にイギリス全土にその名が広がりました。
日本でも飲める!
タイニーレベルは世界各国にも輸出を行っていて日本にも正規代理店(Tiny Rebel Japan)がありそこから通販などで製品を買うことができます。またクラフトビアマーケットやクラフトマンなどの地ビールバーでもタイニーレベルのビールを提供しているようで東京都内を中心に楽しめるようです。リンクの正規代理店さんのホームページにタイニーレベルのビールを提供しているバーの一覧と地図が掲載されていました。
尋常じゃないフルーティーさ!CLWB TROPICANA
缶バージョンのCLWB TROPICANA(クラブ トロピカーナ)、パッケージのカラフルさとクマの可愛さが目を引きますね(笑)ちなみにClwbはウェールズ訛りの綴りでClubのことです。
封を開けた瞬間から芳醇なフルーツの香りが広がります、熟した桃のようでビールなのかと疑いたくなるくらいです(笑)。グラスに注いでみるとクリアなライトペールカラー、泡もいい感じに立ちます。口に含むと舌先を突くような心地よい炭酸、ほのかな苦みのあとに押し寄せる南国感溢れるフレーバー!!!まるでフルーツジュースを飲んでるみたいです。苦みのレベルを表すIBUは40と一般的なIPAの数値ですがその苦みを打ち消すほどのジューシーさです。
南国感の正体
小麦を使うベルジャンスタイルのビールやアメリカンホップだけではこのフルーティーさは出せないと原材料を確認してみるとちゃっかりフルーツジュースの記載が、、、さすが反逆者のビール(笑)でもここまでフルーツ感を出してビールとして成立させるのは凄い。このビールは苦みを求めてIPAを飲む人には物足りないかもしれませんが、ドリンカブルなIPAを飲みたい人にはぴったりです。ただセッションIPAほどアルコール度数は低くないので飲みすぎには注意してください。ちなみに僕の今年飲みたいIPA部門にランクインしました(笑)
飲んだ瞬間、南国のビーチでカクテル片手に佇むような爽やかさを感じるビールで日本のうだる様な暑さを吹き飛ばしてみませんか?
醸造所情報
TINY REBEL BREWING
WERN INDUSTRIAL ESTATE
NEWPORT
NP10 9FQ
月―金 8:00-17:00
土日定休