はじめまして、ぼぶです。
イギリスを構成する国の1つスコットランドの首都、エディンバラに留学しているアラサーです。Heriot-Watt大学というところでBrewing & Distilling(醸造と蒸留)学科を専攻して2年、ファウンデーションコースも含め留学生活も3年目の終盤を迎えています。
なぜ、留学3年目にいまさらブログ始めるかというと、、、
端的に、いままでブログなんて書いてる余裕がなかっただけです。実は日本では法律学科専攻していたのですが,けして優秀な学生ではなく、それどころか1年留年してなんとか卒業したようなアホ学生。そんな僕を父はこのままではうだつも上がらん、箔をつけるために1、2年留学でもして来いといい、僕はずうずうしくもどうせ留学するなら語学留学ではなく興味のあることを勉強したいと考えたのです。
自分の興味のあること、それがお酒でした。ちなみに留年した理由が夜な夜な飲みに出歩いたせいで講義に身が入らなかったというぐらいお酒に興味津々、とくにビールが大好きです(笑)。さらにもともと料理を作ることも好きということもあり、自分で好みの料理と好みのビールを作れたら素敵なのではないかと思い、醸造を学ぶための留学にしようと親を説得し紆余曲折を経てここエディンバラにやってきたのです。
華の英国で2回目のキャンパスライフ!!などと当初は浮かれていましたが、大学で醸造学を学ぶというのは想像していた以上に大変でした。学部に入り最初の1年は基礎、教養科目を学ぶということで、生物学、化学、数学、心理学を勉強したのですが高校のころ文系に進むこと決意したほど苦手意識をもった科目たちに加え1ミリも興味のない心理学を英語で学ぶはのは苦行、単語を覚えることですら一苦労でした。
しかし、父に2度目の学部に進学するあたっての条件として単位を落としたら即帰国という約束をしたため、醸造のじょの字も知らぬまま帰るわけにはいかぬと毎夜、勉強に励みパスすることができました。実際のところ、心理学を除いた上記の科目は醸造の過程を理解するためには必須であったので必死に勉強してよかったと思ってます。
まあ、単位落とさないことなんて本当は当たり前なことなんですけどね(笑)
学部2年目の今年は、勉強のコツもつかめたのか去年と比べ少し余裕のある生活をおくれるようになりました。そして今年の9月からようやく、醸造の専門課程に進むことができるので今から楽しみです。さて、身の上話も長くなりましたがつまり、英国での生活にも多少慣れ、何か新しいことに挑戦しようと思いこのブログ始めようとした次第です。
留学生活については他の留学生の皆さんのブログのほうが参考になると思うのでここブログは留学生活についてあまり触れるずに、このブログを読んでくれる皆さんがいつかイギリスに来た時に役に立つよう僕がエディンバラで飲んで美味しいと思ったビールやパブ、また少しでも醸造について興味を持ってもらえるように自宅で醸造してみたお酒やお酒にまつわる雑学を紹介していこうと考えています。
長々と余分な情報を書いたくせにで肝心の目的の部分を数行で終わらせて申し訳ありません(笑)。これからよろしくお願いします。