お久しぶりです。今回はグラインファザーでコーヒーミルクスタウトを作ったので紹介しようと思います。(実際に作ったのはもう1か月以上まえですが、、なかなかブログ更新できなくてすみません)
材料は
ペールモルト1500g、チョコレートモルト600g、コーヒーモルト500gに香ばしさを出すためにオーツ2500g。
お久しぶりです。今回はグラインファザーでコーヒーミルクスタウトを作ったので紹介しようと思います。(実際に作ったのはもう1か月以上まえですが、、なかなかブログ更新できなくてすみません)
材料は
ペールモルト1500g、チョコレートモルト600g、コーヒーモルト500gに香ばしさを出すためにオーツ2500g。
どうもぼぶです。更新が滞ってすみません。
夏休み中、ひたすらアルバイトに精を出していてなかなかブログを書く時間がありませんでした。
しかし、そのアルバイトで稼いだお金をすべて注ぎ込みある設備を導入しました。
グラインファザーとビアサーバーです。
ビアサーバーは見ての通りビールを注ぐ機会です。このサーバーにはタップと呼ばれる注ぎ口が3つとケグ(ドラフトビールを飲むためのビール樽)を冷やすための冷蔵庫が一緒になっています。ビール好きの皆さんは自宅で生ビール飲みたい、自分で注ぎたいという衝動に駆られたことはありませんか?僕はここ数年常にその思いを募らせていましたが、ついにその夢を実現することができました!!
やったー!!あとはビールを用意するだけです。
さて次の写真はグラインファザーという商品名のマッシュタンと呼ばれる機械です。
マッシュタンはマッシングと言われるビールを作る工程の一つ麦芽を煮込む際に使われる鍋のことで通常のホームブリューイング用のものは
このように大き目の鍋の底に蛇口がついているものになります。このタイプはコンロにかけるため常に温度管理に気を配らなければいけませんがグラインファザーは機械制御で温度管理ができレシピを組むことで時間ごとに温度を調整できるという優れものです。温度を一定に保てることで品質も安定し自分が狙った麦汁を作ることができます。
グラインファザーはホームブリューイングのためだけではなくマイクロブリュワリーが新製品のテストブリューにも使用しているそうです。
正直安い買い物ではなかったですが、僕は醸造蒸留学科所属、自宅で自分の作ったビールをドラフトで飲みたいというのはホームブリューイング合法国に来てからの夢でした!!さていまからグラインファザーをどのように使うか紹介しなが自家製ビールを作ります!!
といきたかったのですがグラインファザー初稼働のとき興奮のあまり写真をとるのをわすれてしまいました、、、(笑)
気付いたときにはすでに発酵用のタンクに、、、
発酵用タンクに移したビールはサーバーの冷蔵庫に移して発酵させます。冷蔵庫の温度を調節することでイーストが好む最適の温度で発酵を進めることができます。
発酵の済んだビールをビール樽に移します。
そしてサーバーの冷蔵庫でタップに繋がるチューブとガスに繋がるチューブに繋ぎます。
ついに、、
ビールが!!!
感無量でした。今までも何度かホームブリューはしたことはあったのですがグラインファザーを使ったビールは今までとは比べ物にならないくらいクオリティーが高かったです。
近日またビールを作るのでその時に工程の写真を撮り紹介していきたいと思います、では。
どうもぼぶです。今回は南ウェールズのニューポートにブリュワリーをかまえるTiny Rebel(タイニーレベル)のビールCLWB TROPICANA(クラブトロピカーナ)を紹介したいと思います。
タイニーレベルブリューイングはイギリスを構成する4つの国の1つウェールズにある、かつては炭鉱業で栄えた都市、ニューポートで2012年に誕生したマイクロブリュワリーです。祖父からホームブリューイングを教わったガレス ウィリアムと義兄弟のブラッドレイ カミングスの2人の趣味が高じて設立したブリュワリーですが設立1年目の年のウェールズのビアコンペで3冠を獲得するなど当初からクオリティーの高いビールを作っていてウェールズのみならず瞬く間にイギリス全土にその名が広がりました。
タイニーレベルは世界各国にも輸出を行っていて日本にも正規代理店(Tiny Rebel Japan)がありそこから通販などで製品を買うことができます。またクラフトビアマーケットやクラフトマンなどの地ビールバーでもタイニーレベルのビールを提供しているようで東京都内を中心に楽しめるようです。リンクの正規代理店さんのホームページにタイニーレベルのビールを提供しているバーの一覧と地図が掲載されていました。
缶バージョンのCLWB TROPICANA(クラブ トロピカーナ)、パッケージのカラフルさとクマの可愛さが目を引きますね(笑)ちなみにClwbはウェールズ訛りの綴りでClubのことです。
封を開けた瞬間から芳醇なフルーツの香りが広がります、熟した桃のようでビールなのかと疑いたくなるくらいです(笑)。グラスに注いでみるとクリアなライトペールカラー、泡もいい感じに立ちます。口に含むと舌先を突くような心地よい炭酸、ほのかな苦みのあとに押し寄せる南国感溢れるフレーバー!!!まるでフルーツジュースを飲んでるみたいです。苦みのレベルを表すIBUは40と一般的なIPAの数値ですがその苦みを打ち消すほどのジューシーさです。
小麦を使うベルジャンスタイルのビールやアメリカンホップだけではこのフルーティーさは出せないと原材料を確認してみるとちゃっかりフルーツジュースの記載が、、、さすが反逆者のビール(笑)でもここまでフルーツ感を出してビールとして成立させるのは凄い。このビールは苦みを求めてIPAを飲む人には物足りないかもしれませんが、ドリンカブルなIPAを飲みたい人にはぴったりです。ただセッションIPAほどアルコール度数は低くないので飲みすぎには注意してください。ちなみに僕の今年飲みたいIPA部門にランクインしました(笑)
飲んだ瞬間、南国のビーチでカクテル片手に佇むような爽やかさを感じるビールで日本のうだる様な暑さを吹き飛ばしてみませんか?
醸造所情報
TINY REBEL BREWING
WERN INDUSTRIAL ESTATE
NEWPORT
NP10 9FQ
月―金 8:00-17:00
土日定休
こんにちは、ぼぶです。皆さん、ソラチエースというホップのことをご存じですか?近年、欧州ブリュワリー界隈を賑わせている個性派ホップなのですが、先日友人の働いてるいるビアバーでソラチエースを使ったビールを初めて飲みその独特なフレーバーに驚愕し、またその生い立ちもとてもユニークなので記事にしてみようと思いました。
どうもぼぶです。今回はスコットランドを訪れてこのビールを飲まない人はモグリと言っても過言ではないほど有名なTennent’s lager(テネンツ ラガー)の紹介です。
テネンツの紹介の前にイギリスのラガーの立ち位置を少し。
イギリスと言えばエールの国と思う方は多いでしょう、実際僕もみんなエールを飲んでいるというイメージでした。しかし調べてみると圧倒的にラガーのほうが消費されているのです。Mintelによると約31.5億リットルのラガーが2015年に飲まれたと言われています、一方、エールは9.13億リットルと3倍以上の差があります。ただし、ラガーの消費率はここ5年間下がり続けているようで反対にエールの消費は上がっているとも書かれていました。これは近年のクラフトビール人気のおかげでしょうか?しかし、この数字でいかにイギリスでラガーが飲まれているか伝わったでしょうか。話をテネンツに戻します。
テネンツはエディンバラの隣の都市であるグラスゴーに拠点を置く、Wellpark Brewery(ウェルパーク ブリュワリー)により1885年から発売されており、当時は産業の発達により目まぐるしく世の中が動いているなか労働者を支えるビールとして愛飲されていました。この人気は今なお衰えることなく、スコットランドのラガー市場の売り上げの約60%を占めると言われています。スコットランド国内だけとはいえ100年以上もトップシェアを守り続けているのは驚異的としかいいようがありません。
テネンツはクラフトビール専門のパブではない限りエディンバラ中のパブで飲まれています。
クラシカルなパブではこのような感じでそこそこな冷え具合で提供されますが若者~中年層がよく来るようなパブではエクストラコールドといって日本のスーパードライのように氷点下まで温度を下げて提供していたり、あるいは両方の飲み方を用意しているいたせりつくせりなパブもあります。(エクストラコールド版の写真ありませんでした、ごめんなさい)
クリアなペールカラーで口当たりがよく香ばしい感じが特徴です。これ以上特筆すべき点がない、あえて言うなら日本のビール好きにとってはこれぞビールと言える味でしょうか。水のように飲めるこの飾らなさが130年愛される秘訣なのでしょう。
通常、4缶セットで約£4でこれでもだいぶお手頃なのですが
まとめて買うとお値段2倍以下で量3倍と信じられないぐらいの割引です。ちなみに特売ではなく僕がよく行くスーパーは常にこの値段で売っています。
必需品であるトイレットペーパーのとなりに山積みにされていますが圧倒的にテネンツのほうが手に取られているのがわかります(笑)
もしスコットランドに遊びにきてエールが口に合わないと思った人はぜひテネンツを試してみてください、とても日本人好みのビールです。
では。
どうもぼぶです。
今回は僕の通うHeriot-Watt大学ともコラボしているStewart BrewingからHollyRood(ホリールード)を紹介したいと思います。
Stewart Brewingは2004年創業のエディンバラのクラフトブリュワリーです。多品種少量生産制をとっており、様ざまビールがエディンバラを中心にグラスゴー、ニューキャッスルなど約200軒のリアルエールパブに卸されています。
どうもぼぶです、先週の木曜日にカウゲートにあるパブOX184で行われたNatural Selection Beerの新作のローンチパーティー(お披露目会)に参加してきました。
Natural Selection Beerとは、僕が通っているHeriot-Watt大学のBrewing & Distillingのマスターコースの学生4人とエディンバラの醸造所Stewert Brewingが共同で行ってる企画で毎年の夏に彼らが試行錯誤した製品を実際に発売し市場に流通させるというものです。この試みも既に7年目に突入しているようでエディンバラ在住のビール好きは夏の風物詩と毎年楽しみにしているそうです。企画、制作、流通の流れを一年を通して実際に学べるというとても面白い企画なのでもし自分がマスターに進むことがあれば是非参加してみたいですね。
どうもぼぶです。今日はスコットランドのアロアにある(エディンバラから北西40kmほど)にあるWilliams Bros Brewing Co(ウィリアムズ ブラザーズ ブリューイング カンパニー)からCAESAR AUGUSTUS(シーザーアウグストゥス)を紹介しようと思います。ローマ帝国初代皇帝の名前なんてなんだかカッコいいですね!!
どうもぼぶです
早速、エディンバラで出会った美味しいビールの紹介第一弾やっていこうと思います。
こちらはエディンバラに醸造所をかまえるその名も
はじめまして、ぼぶです。
イギリスを構成する国の1つスコットランドの首都、エディンバラに留学しているアラサーです。Heriot-Watt大学というところでBrewing & Distilling(醸造と蒸留)学科を専攻して2年、ファウンデーションコースも含め留学生活も3年目の終盤を迎えています。
なぜ、留学3年目にいまさらブログ始めるかというと、、、